関西心理相談員会 代表理事挨拶
「年頭のごあいさつ」
代表理事 千葉 征慶
明けましておめでとうございます。今年もよろしくお願いします。
毎年のことですが、年の初めに心に浮かぶ言葉は「一年の計は元旦にあり」という言葉です。この言葉の由来は、毛利元就が長男に宛てた手紙の中に出てくるのだそうです。最初の計画が大事だというような意味だが、計画したら速やかに着手しないといけないということも父は息子に伝えているのだそうです。ということで、当会も計画したことを着実に進めていきたく思います。
当会は、会員の資質向上と賛助会員企業様での心理相談やストレスチェック制度の実施を通じ事業場メンタルヘルス体制の構築を支援する活動を展開してまいりました。
そして昨年は、新規ニーズへの対応、ニーズの掘り起こしに貢献することを念頭に、賛助会員企業様のハラスメント相談窓口設置のお手伝い、さらには某協会様でのハラスメント相談窓口担当者向けの研修会などを手がけました。また「健康経営」に焦点をあて、能力向上研修会にてその考え方や進め方について研鑽を深めてまいりました。実績が上がっているとまではまだ言えませんが、方向性は間違いなきことを信じ、進めてまいります。
当会は、社会のニーズに応じて、今後とも活動領域を拡大していくことが期待されています。コロナの時代を越え、働き方が大きく変わる中、職場の中の人間関係もどんどん多様化しています。このような変化の時期には、状況をよく見て、自分を振り返り、孤立することなく、周囲のサポートを得ることが大切です。従来の知見に加えて、新しい知識・ネットワークを獲得し活用しながら、転換期の課題に取り組んでいきたく思います。
また、当会の認知度を上げるために、現在ホームページのリニューアルに取り組んでおり、新年度からはその運用が始まります。ご期待ください。
最後になりましたが、皆様のより一層のご健勝とご活躍をお祈りいたします。
本年も変わりないご支援、ご協力のほど宜しくお願い申し上げます。